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2010.02/18 (Thu)

現代の京都? シューベルト=ベリオ 「レンダリング」 

ルチアーノ・ベリオというと、ご夫人であったキャシー・バーベリアンの声による前衛音楽の印象が強かったのですが、それを覆したのがシューベルト最後の交響曲のスケッチをもとにした「レンダリング」です。

1828年10月、つまり亡くなる1ヶ月前に、シューベルトは最後の交響曲を2段から3段のスケッチに遺しています。これにはニューボールドによる復元版があり、「ホントに弦楽五重奏曲やピアノソナタ第21番の後に書かれたの?」と思えるほど愉しく活気に満ちた曲となっています。

これだけではニューボールドがどのくらい手を加えたのか分かりませんが、ベリオの完成想像図(Rendering)はそれが解る仕組みになっています。シューベルトが書かなかった部分はチェレスタが奏され現代音楽風になっているからです。

かつてFM放送で、「復元でもなく再構築でもない。現代に残すものとしての修復である。アッシジや京都のようなもの」といったようなベリオの言葉が紹介されていました。何せだいぶ前のことですので詳細は覚えていないのですが…。


今朝からずっとこの曲が聞きたくて帰宅が待ち遠しかったのですが、やっと渇きが癒されました(≧∇≦)

なお、ベリオの「レンダリング」を聞くと、ニューボールドがあまり手を加えていない、つまりシューベルトのスケッチが完成に近かったことが窺えます。





動画サイトには、ベリオ版もニューボールド版もありました(^-^)

Luciano Berio: Rendering, su frammenti sinfonici di Franz Schubert (1988/'89) Mov.1
これはベリオ版。3楽章構成の第1楽章です。エッシェンバッハ指揮パリ管弦楽団の演奏。

Neville Marriner conducts Schubert Symphony No.10 in D major (realized by Brian Newbould) (1/3)
こちらはマリナー指揮によるニューボールド版です。同じ版でもマッケラスの演奏と終結部が異なっているので、おそらくニューボールドも改訂をしているのでしょうね。
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