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2010.02/27 (Sat)

リスト ピアノソナタ ロ短調 ホロヴィッツ 1932 

昨晩ショパンのソナタ第3番を聞き、「ロ短調なんだ」と今さらのように気づきました(汗)。それは、ロ短調のピアノソナタとなれば、リストのイメージが強いからでしょう。

リストのロ短調ソナタは浪漫的なものと現代的なもの、平明さと難解さといった相反するものが共存している悪魔的な(?)曲と思います。清濁併せ呑むといった趣でしょうか。

ベルマン、リヒテル、ギレリスといった旧ソ連系、そして瞑想的なブレンデルの演奏を好んで聞いていましたが、歴史的名盤と誉れ高いホロヴィッツを初めて聞いたのはごく最近のことです。

若き日のホロヴィッツ、さぞかし腕前を披露するような演奏と想像していましたが、全体としては「ロマン派としてのリスト」といった印象を受けました。

確かに打鍵は鋭利であるものの、角張った趣はなく、速いテンポをとっているものの(私の知る限りアルゲリッチの次)、スピード感が先走るようなことはありません。





Richter - Liszt's Sonata
1分足らずとはいえ、リヒテルの弾く姿を観れることは嬉しい限りです(^-^)
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21:45  |  ピアノ  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑
2010.02/26 (Fri)

ショパン ピアノソナタ 第3番 ロ短調 

今夜はショパンのピアノソナタ第3番ロ短調を聞きました。あまりショパンのピアノ独奏曲は頻繁に取り出すことはありませんが、とても好きなこの曲もひさしぶりに聞くような気がします(汗)。

有名な「葬送行進曲」がある第2番のソナタはいかにもショパンらしい作品と思うのですが、第3番はショパンにしては造形的というか構成に力点が置かれているように思います。もちろん演奏によってそのあたりの匙加減は変えることができるでしょうけれども。

私のお気に入りの演奏はなんといってもポリーニです。1984年の収録であり、ポリーニの打鍵にも潤いが感じられます。1970年代に録音した練習曲、前奏曲、ポロネーズはあまりに息苦しく思えてしまうほどでしたから…聞き手に逃げ場を与えないような(笑)。





Ivo Pogorelich Plays Chopin Sonata No. 3/Op. 58 4th mvt.
これはポゴレリッチが1983年に来日した際の演奏から最終楽章です。
22:30  |  ピアノ  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.02/22 (Mon)

メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 

今年初めのエントリーで「ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲」を聞き、そのコメント欄でパールマンの話題が出ました。

私にとって「パールマン=メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲」、「メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲=パールマン」という鉄壁の公式が成り立つほどの印象があります(笑)。その翌日には鑑賞しているのですが、紆余曲折を経てエントリーが遅れました(≧∇≦)

もう1ヶ月以上も経っているので再鑑賞。やっぱりいいですね(^-^)

パールマンは少なくともヴァイオリニストとしてこの曲を3回録音していると思います。プレヴィンとの繊細さと優美さ、ハイティンクとの仄かに香るロマンティシズムといった素晴らしさを知ってしまうと、このバレンボイムとのライヴ録音はそれほど魅力的に思えなかったことがかつてありました。

ところが、旧録音よりももっと陰翳にとんだ大人の(?!)味わいがあると気づくと、もっぱらこれを聞くようになっています(^-^)





Itzhak Perlman Mendelssohn Violin Concerto finale
動画サイトに若き日(?)の演奏がありました。デイヴィド・ジンマン指揮ニューヨークフィルとの協演です。音質は優れませんが、演奏は素晴らしい限りですね(๑◠‿◠๑)
23:30  |  ヴァイオリン  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.02/21 (Sun)

リスト 「スペイン狂詩曲」 ベルマン 1974 

今日はリストのピアノ曲を幾つか聞き流していましたが、最後に「スペイン狂詩曲」を聞くことにしました。ピアノ独奏はラーザリ・ベルマンです。

リストのピアノ曲はあまりに膨大な数があり、そのわずかを知るのみです。それでも、外面的に派手、瞑想的あるいは内省的といった両極端の作品があるように思えます。

「スペイン狂詩曲」は前者に属すると言えるでしょうが、それでも時として内に内にと向かうような強い意志も垣間見ることができるような気がします。

それは、「ラ・フォリア」を前半に引用していることからも窺えるでしょう。

ベルマンならば揺るぎない技巧を持ちつつもそれを控えて渋い演奏を聞かせてくれるのではないかと思いましたが、強靭なピアニズムを披露しています。ライヴということもあるのかもしれません。余談となりますが、観客の熱狂的な拍手も収録されています。



ジャケットを掲載したくAmazonを利用しましたが、これは価格が高すぎ…。念のためHMVを見てみましたが、3,000円未満でした。


Liszt- Spanish Rhapsody (L. Berman) (1/2)
私が聞いたCDは1974年の演奏でしたが、動画サイトには1958年のライヴがありました。
22:55  |  ピアノ  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.02/21 (Sun)

予想したかも(BlogPet) 

きょうパスピエは、予想したかもー。

*このエントリは、ブログペットの「パスピエ」が書きました。
11:42  |  Passepied  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.02/19 (Fri)

ハイドン 弦楽四重奏曲 第25番~第30番 

3週間ほど中断していたハイドンの弦楽四重奏曲鑑賞を続けます。今夜は作品17、前回の作品9と同時期に作曲されています。

ハイドンの弦楽四重奏曲にあって作品17は最も馴染みが薄い曲集となりますが、それはタートライ・カルテットの全集を入手するまで単品を聞いたことがなかったからでしょう。

今回あらためて聞いて、作品9よりさらに踏み込んだ書法になっていると思えました。それは緩除楽章に顕著である気がします。作品17-1の第3楽章など、丁寧に物憂げ感を織り成しているようでした。

これで弦楽四重奏というジャンルでハイドンのウォームアップは完了しました。翌1972年には作品20という傑作が産まれることになります。





Haydn, String Quartet in c minor, Op. 17, No. 4, I. Moderato
今夜はエンジェルス・ストリング・カルテットの演奏を聞きましたが、動画サイトにはタートライ・カルテットによる第28番ハ短調の演奏がありました。
23:20  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.02/18 (Thu)

現代の京都? シューベルト=ベリオ 「レンダリング」 

ルチアーノ・ベリオというと、ご夫人であったキャシー・バーベリアンの声による前衛音楽の印象が強かったのですが、それを覆したのがシューベルト最後の交響曲のスケッチをもとにした「レンダリング」です。

1828年10月、つまり亡くなる1ヶ月前に、シューベルトは最後の交響曲を2段から3段のスケッチに遺しています。これにはニューボールドによる復元版があり、「ホントに弦楽五重奏曲やピアノソナタ第21番の後に書かれたの?」と思えるほど愉しく活気に満ちた曲となっています。

これだけではニューボールドがどのくらい手を加えたのか分かりませんが、ベリオの完成想像図(Rendering)はそれが解る仕組みになっています。シューベルトが書かなかった部分はチェレスタが奏され現代音楽風になっているからです。

かつてFM放送で、「復元でもなく再構築でもない。現代に残すものとしての修復である。アッシジや京都のようなもの」といったようなベリオの言葉が紹介されていました。何せだいぶ前のことですので詳細は覚えていないのですが…。


今朝からずっとこの曲が聞きたくて帰宅が待ち遠しかったのですが、やっと渇きが癒されました(≧∇≦)

なお、ベリオの「レンダリング」を聞くと、ニューボールドがあまり手を加えていない、つまりシューベルトのスケッチが完成に近かったことが窺えます。





動画サイトには、ベリオ版もニューボールド版もありました(^-^)

Luciano Berio: Rendering, su frammenti sinfonici di Franz Schubert (1988/'89) Mov.1
これはベリオ版。3楽章構成の第1楽章です。エッシェンバッハ指揮パリ管弦楽団の演奏。

Neville Marriner conducts Schubert Symphony No.10 in D major (realized by Brian Newbould) (1/3)
こちらはマリナー指揮によるニューボールド版です。同じ版でもマッケラスの演奏と終結部が異なっているので、おそらくニューボールドも改訂をしているのでしょうね。
21:10  |  オーケストラ曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.02/16 (Tue)

ハイドン 交響曲第70番 & リンク情報 

今夜はハイドンの交響曲第70番を聞きました。昨年末に「今年を振り返る」シリーズを行いましたが、ハイドンの項では交響曲第90番と争って負けています(笑)。

ハイドン 交響曲第90番

そこにも記しましたが、第90番を選んだのは「ニックネームを付けたいから」という理由でした。そして、今だからこそ言えますが、それは私が愛読するブログに便乗するということもありました(≧∇≦) ←後述します。


ハイドンの交響曲第70番を知ったきっかけは、携帯の着メロでした(爆)。当時、私はハイドンの弦楽四重奏曲のCDを買い漁っており、交響曲まで手がまわらずにラブハイドンさん作による着メロで愉しんでいました(笑)。

第70番の最終楽章、「まるでバッハへのオマージュのようだ!」と感激して、翌日には秋葉原へ行きCDを入手しました。4楽章構成の全曲は18分にも満ちませんが、その内の大半(7分半くらい)を哀愁を漂わせた美しい緩除楽章が占めています。カノン形式をとっているようですね。

第1楽章と第3楽章は、いかにも「ご機嫌なハイドン♪」といった趣ですが、最終楽章は短い序奏を伴った短調のフーガになっています。バロックが古典に残存しているのではなく、古典で蘇るバロックといった趣があり、唐突な終結は「どうだ!」と言わんばかりのハイドンを垣間見るような気がします(^-^)

素晴らしい曲と思うのですが、後期の作品ほど人気は無いのでしょうか。単品のCDを探すにあたって選択が一つしかありませんでしたから…。


さてハイドンといえば、昨年より愛読しているブログに、前略、ハイドン先生があります。

極めて博識なことをお書きになられており勉強になるだけでなく、ぬいぐるみのハイドン先生、従者、そしてさまざまな作曲家が画像で登場して、その会話ともども癒されます(≧∇≦)

昨晩、目出度くリンクさせていただきましたので、皆さま是非ご覧になられてくださいね(^-^)/




今夜聞いた演奏は、ロイ・グッドマン指揮ハノーヴァー・バンドによる演奏です。どうも第70番は通奏低音(ハープシーコード)を必要としていないらしいのですが、この演奏ではそれを聞くことができます。チャーミングですね(^-^)

私がこの曲を知るきっかけとなった着メロは、このエントリーのタイトルをクリックするか、下の【Read More・・・】をクリックすると聞くことができます。

それにしても、ハイドン先生もまさか没して200年近く経って、携帯の着メロで自分の曲が東洋の島国に敷衍するとは思ってもみなかったでしょうね(≧∇≦)
21:55  |  室内オーケストラ  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
2010.02/16 (Tue)

チャイコフスキー 「白鳥の湖」 

前回のお話の続きです(笑)。

その池には数こそ少ないものの、黒鳥もいました。



黒鳥といえばオディール、チャイコフスキー「白鳥の湖」の悪役ですね(≧∇≦)
しかも、その悪役のイメージどおり、私が見た黒鳥も近くに寄ってきた小さな子白鳥に「近寄るな!」と言わんばかりにくちばしでつついていました(汗)。

さて、「白鳥の湖」の前に「ローエングリン」を聞きましたが、それはご存知のようにチャイコフスキーがワーグナーの旋律を拝借しているからです。

クラシック音楽に興味が無くとも、そして「白鳥の湖」なんて聞いたこと無いという方でも馴染み深い、あの旋律は「ローエングリン」から引用しているのですが、それはチャイコフスキーのワーグナーに対するオマージュであったそうです。


ところで、チャイコフスキーのバレエ音楽、CD1枚に3曲の抜粋が収まっているものがよくありますが、それではそれらの魅力は分かり辛いと思えてなりません。全曲とは言わずとも、もう少し長い抜粋ですともっと愉しいと思うのですが…。

今夜はハイライツをレーグナー指揮ベルリン放送交響楽団で聞きました。45分にも満ちませんので、これでも短いくらいですが、素敵な演奏ですので愛聴しています。とても洗練されたスマートな演奏です。



ジャケットは異なりますが、私の聞いた演奏と同じと思います。


全曲ならば断然プレヴィン!
00:05  |  オーケストラ曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.02/14 (Sun)

遊歩道と予想したかも(BlogPet) 

きょうは、大発見されたみたい…
だけど、協奏曲みたいな発見しなかった。
だけど、遊歩道は入手すればよかった?
だけど、遊歩道は遊歩道で巡礼するはずだった。
でも、遊歩道と予想したかもー。

*このエントリは、ブログペットの「パスピエ」が書きました。
11:34  |  Passepied  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.02/13 (Sat)

ワーグナー 「ローエングリン」 

先週のことになりますが、所用があり水戸まで行ってきました。用を済ませた帰り道、池の脇を通ったのですが、そこにたくさんの白鳥がいました。

100213.gif

人に慣れているのか、近寄っても逃げないんです♪
デジカメは持っていなかったので携帯のカメラで撮ったのですが、しっかりカメラ目線ですまし顔になりました(≧∇≦)

さて、クラシック音楽で白鳥といえば、白鳥の騎士、「ローエングリン」ですね。←強引な展開(爆)。

いずれにしても、今日はリヒャルト・ワーグナーの命日でもありますので、「ローエングリン」を聞くことにしました。ただ、全曲は長大なのでCD1枚に収まったハイライツです(笑)。

くらっと目眩がしそうな前奏曲、困っているエルザを助けるために、白鳥に曳かれてやってくる騎士登場の場面、豪壮な第3幕前奏曲、それに続くあまりに有名な結婚行進曲、ローエングリンの名乗りの場面などなど聞きどころが満載でした(^-^)

第1幕の終わりが入っていない、第2幕が少なすぎる…といった贅沢も言いたくなりますが、それならば全曲盤を聞けということになるでしょうか…(≧∇≦)



今夜聞いた演奏は、クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団&合唱団による演奏、ローエングリンにキング、エルザはヤノヴィッツといった豪華布陣です。


Kubelik - Wagner Lohengrin Prelude to Act3
動画サイトにそのクーベリックがバイエルン放響を率いて来日した際の演奏がありました。第3幕前奏曲のみですが、終結部は「禁問のモティーフ」の一部を用いて悲劇的に終えていますね。


ん? 「禁問のモティーフ」、白鳥… 次はあれを聞こうっと(^-^)/
22:20  |  声楽曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.02/11 (Thu)

ベートーヴェン 交響曲第7番~第9番 

ベートーヴェン交響曲の連続鑑賞、最後の第7番から第9番を聞きました。ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団による録音です。

第1番から第6番までは予想を裏切って(?)オーソドックスな演奏を聞かせてくれましたが、第7番を聞いてまたまたビックリ。あまりにドラマティックなので、「ライヴ録音?」と録音データを確認してしまいました(笑)。たぶんスタジオ録音です。正直に言うと、ここ最近この曲には食傷気味だったのですが、ひさしぶりに感動する演奏に出会うことができました。

第8番も生命力が溢れんばかり。ところが、第1楽章の一部にバレンボイムらしい弦楽器のベタ弾き(?)を聞くことができて、いつもなら「ん…」となるところが、今回はかえって安心してしまいました。やっぱりバレンボイムの演奏だって(笑)。曲が進むにつれての高揚感も第7番に似ていますね。

第9番は第2楽章に恣意的な指揮ぶりが感じられましたが、全体としては旧録音よりもはるかに「何をやりたいか」が明瞭と思えました。非常に個人的な感想(妄想?)ですが、第3楽章に「古典派の終焉→浪漫派へ」をこれほど明確に示した演奏もないと思います。ただ、この第9番、他の8曲の完成度に比べると…(汗)。

その第9番以外に、バレンボイムは第7番をこれより以前に録音しています。それは決して悪くはないのですが、いくら3,000円程度とはいえ全集を購入することは躊躇っていました。しかし、期待をはるかに上回る名演!「お買い得」云々というより、私にとってしばらくの間はベートーヴェンの交響曲はこれだけあれば充分満足できそうです。





BEETHOVEN, L. van: Symphony No. 9, "Choral" / Leonore Overture No. 3 (Barenboim)
これはバレンボイムがウエスト・イースタン・ディヴィアン管弦楽団(イスラエルとアラブ諸国という政治的に対立する国々のメンバーで構成されています)を指揮したDVDの一部です。「レオノーレ」序曲第3番と第9交響曲の一部を観ることができますが、これは良さそうです!全部聞いてみたいですね… ついさっき、「しばらくはこれだけあれば」と言ったのに(笑)。
20:40  |  オーケストラ曲  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
2010.02/07 (Sun)

パスピエ(BlogPet) 

きょうパスピエは、録音に重奏するはずだったの。

*このエントリは、ブログペットの「パスピエ」が書きました。
11:33  |  Passepied  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
2010.02/06 (Sat)

ベートーヴェン 交響曲第4番~第6番 

バレンボイム指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団によるベートーヴェン、交響曲第4番から第6番までを聞きました。

ビックリです。こんなに良いとは思いませんでした。入手する前から勝手なイメージで、第4番と第6番「田園」は鬼門になるのではないかと思っていたのですが、大変失礼いたしました!

第3番までとそれ以降のバレンボイムの指揮にも違いが感じられます。徐々に自らのメッセージを随所に盛り込んでいますね。第1番と第2番ではティンパニィに閃きが感じられ如何にも古典的な趣でしたが、第4番でのコントラバスの扱いなどにベートーヴェンの作曲技法の進化を見たような気がします。

第5番は厭味となる寸前でとどまった熱演でした。第6番はバレンボイムが私淑するフルトヴェングラーや一部の指揮者のようにこってり浪漫的に演奏するのか危惧していましたが、そんなことはありませんでした。決して快速の演奏ではなくゆったりしていますが、それはテンポの問題ではなく、バレンボイムとオーケストラが醸し出す"情感"にあると思います。

ますます第7番以降も楽しみになってきました。

なお、「田園」の余白には「レオノーレ」序曲第3番と「フィデリオ」序曲が収録されています。やはり、これは「フィデリオ」全曲に収められているものと同じですね。

…ということは、わずか2ヶ月間の間に、ベートーヴェンの交響曲全曲と歌劇「フィデリオ」を収録したのですね。この完成度には驚くしかありません。バレンボイムって超人的な天才だったのですね・・・。





Beethoven Symphony No.5 - 1st Mov, Barenboim
動画サイトにはバレンボイム&ベルリンフィルによる「運命」第1楽章がありました。これも悪くはないのですが…。今回聞いたCDはもっと"視点"がしっかり定まっており、はるかに良かったです。
15:10  |  オーケストラ曲  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
2010.02/04 (Thu)

ベートーヴェン 交響曲第1番~第3番 

昨晩から今晩にかけてベートーヴェンの交響曲第1番、第2番、第3番を聞きました。

演奏はダニエル・バレンボイム指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団です。この録音は昨年に注文していたのですが、メーカーの在庫切れということでやっと先日入手することができました(^-^)

ベートーヴェンの9つの交響曲は、たとえばマーラーのように各曲の性格が極端に異なるということはないと思います。第1番、第2番と第3番の間ではかなりの違いがあるかもしれませんが。

ところが、全曲の演奏の質(スタイル?)が均一となっている演奏を探すことは至難と思っています。もちろん、私の嗜好に即しての話です(笑)。

ブロムシュテット&ドレスデン、ショルティ&シカゴ旧録音がその意味で好んでいます。ただし、後者の第3番と第9番はイマイチ…新録音は良いのですが。

さて、このバレンボイムの演奏…

いいですね!同じベルリン国立歌劇場管弦楽団とのシューマン交響曲のような演奏を予想していたのですが、もっと引き締まっていて、バレンボイムらしい(?)恣意性がほとんどありません。続きが楽しみです。

なお、今回聞いた3曲の他に「レオノーレ」序曲第1番と第2番がカップリングとなっていましたが、これはたぶん「フィデリオ」の余白に入っていた演奏と同じと思います。





Deutsche Kammerphilharmonie, Beethoven 1. 3+4 Mvt
バレンボイムの演奏が動画サイトで見あたらなかったので、パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルの来日公演から第1番の第3・4楽章です。爽快に駆け抜けるような刺激がありますね。
22:45  |  オーケストラ曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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