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2013.07/06 (Sat)

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第12番 イタリア四重奏団 

今日はベートーヴェンの弦楽四重奏曲第12番を聞きました。イタリア四重奏団による演奏です。

ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲の幕開けを飾る第12番ですが、既に9曲の交響曲全てを書き終えた後に発表された作品です。

まるでベートーヴェンの第2の人生(??)が始まるような開始和音から惹き込まれます。

イタリア四重奏団による演奏は、明朗闊達、この第12番の演奏にとても相応しいと思えました。

Beethoven String Quartet No. 12 in E flat, Op. 127, (1. Maestoso - Allegro)

動画サイトに、その演奏がアップされていました。


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22:50  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2012.10/07 (Sun)

ブラームス 弦楽四重奏曲 第1番 

今夜はブラームスの弦楽四重奏曲第1番を聞きました。ニュー・ブダペスト四重奏団による演奏です。

紅葉はまだまだですが、すっかり秋めいた気候となりました。私の周囲でも、体調を崩されている方も多いように思います。お大事になさってくださいますように。

さて、ブラームスの弦楽四重奏曲、第2番と第3番は親しみやすいように感じるのは、第1番が(と言うより、第1盤の第1楽章が!)難解に感じられるからでしょうか。

第1楽章の冒頭から惹きこまれる演奏であると、30分以上の大曲を一気に聞き通せるような気がします。

今回聞いたニュー・ブダペスト四重奏団による演奏は、重くならずに爽やかに聞かせる趣でしょうか。「これが、ブラームス?」と言われれば、それまでですが ^^;


Cleveland Quartet - Brahms Quartet Op. 51, no. 1 - 1/4(Debut Recording)

クリーヴランド四重奏団はデビュー録音にこの曲を選んでいるようでビックリです! 爽やかだけではなく、何か、自分たちのこれから進む道を示しているような趣さえあります。(今はこの録音、入手不可能と思いますが、ぜひ復刻して欲しいですね!)


22:30  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2012.09/02 (Sun)

ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲 第2番 

今夜はショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第2番を聞きました。ベートーヴェン四重奏団による演奏です。

弦楽四重奏曲第1番はとても明快、爽快な作品でしたが、第2番では重苦しい感情に覆われています。

アルカイックな趣の第1楽章、モノローグを聞くような第2楽章、何かが蠢くような第3楽章、そしてシンフォニックな最終楽章…

ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲 第2番

2年前にも似たような感想を記していました^^;


Jerusalem Quartet: Shostakovich, Quartet No. 2 - 1. Overture
イェルサレム・カルテットによる第1楽章です。


21:40  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2012.07/28 (Sat)

ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲 第1番 

今夜はショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第1番を聞きました。ベートーヴェン四重奏団による演奏です。

作曲者の名前を冠するカルテットは多くあるようですが、楽聖の名を戴く団体は、ベートーヴェンの故国のドイツではなく、旧ソビエトにありました。

このカルテットがなんといっても有名であるのは、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲のほとんどを初演した団体ということでしょう。

日本語によるこのカルテットの紹介がWikipediaにはありませんが、英語版では時代ごとのメンバーの紹介もあります。

1923年に創設、1990年に解散しているようです。ソビエト連邦の存在時期(1922-1991)とほとんど同じなのですね。

演奏スタイルは古風ではあるものの、古臭さはありません。第4楽章も軽やかですし。第1ヴァイオリンの、ドミトリ・ツィガーノフの誠実さがうかがえ、ショスタコーヴィチの信頼が篤かったカルテットということも頷けます。





String Quartet #1 In C, Op. 49 - IV. Allegro (Part 4/4)
こちらは現代アメリカのエマーソン四重奏団による演奏です。
21:05  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2012.01/30 (Mon)

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第13番 フィッツウィリアム弦楽四重奏団 1983 

今夜はベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番をフィッツウィリアム弦楽四重奏団による演奏で聞きました。「大フーガ」を最終楽章にすえ、最後に「新フィナーレ」を追加した収録となっています。

カヴァティーナまでは、流麗かつ透明感のある響となっています。ところが、「大フーガ」に至って、バラバラの楽想が累積されていくような趣となっています。

ショスタコーヴィチの弦楽四重奏を全曲聞いたこのカルテット、とても魅力に溢れていると思います。

The Fry Street Quartet - Beethoven: String Quartet in B-flat Major, Op. 130, Cavatina

カヴァティーナ、フライ弦楽四重奏団による演奏です。


21:05  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2011.08/21 (Sun)

ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲第15番 

今夜はショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第15番を聞きました。フィッツウィリアム弦楽四重奏団による演奏です。

ショスタコーヴィチの死の前年に書かれたこのカルテットは、6つ全ての楽章がアダージョであり、切れ目なくアタッカでつながっています。

めんめんと悲歌を歌い紡ぐような趣ですが、それは自分の境遇を嘆くというより、既に視線は遠いところを見据えているような気がしてきます。

今夜のような涼しげな夜に静かに耳を傾けると、周囲の喧騒があまりに小さなことのように思えてしまいます。


Shostakovich : String Quartet N° 15 (mvt. I, part. 1)
ボロディン弦楽四重奏団による第1楽章の演奏です。


22:05  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2011.06/26 (Sun)

バルトーク 弦楽四重奏曲 第6番 

今夜はバルトークの弦楽四重奏曲第6番を聞きました。ファインアーツ・カルテットによる演奏です。

バルトーク最後のカルテットとなりますが、形式としては最も古典的と言えるかもしれません。

4楽章形式ですが、第1楽章冒頭の「Mesto(悲しみ)」の旋律が全体を支配する構造となっています。

第3楽章までは、「悲しみ」よりも「本音を言わない迷い」が支配しているような気がします?!(≧∇≦)

ところが、最終楽章では遠くを見つめるような趣で(「悲しみ」というより)「肩を落とす」ように曲を閉じます。

バルトークはこの曲を完成したのは第二次世界大戦が始まってから、その翌年にはハンガリーから亡命していますが、その悲劇をバルトークは既に垣間見ていたのかもしれませんね。


Alban Berg Quartet, Bartok String Quartet No.6, 4th Mov
アルバン・ベルク四重奏団の演奏は、表情に陰翳をつけて、表現主義的なものに聞こえます。


今夜聞いたファイン・アーツによる演奏は、ずっとドライではあるものの、丁寧な表現にとても好感が持てました。

20:00  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2011.04/09 (Sat)

ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲 第14番 

今夜はショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第14番を聞きました。フィッツウィリアム弦楽四重奏団による演奏です。

ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲を番号順に聞いてきましたが、いよいよ第14番となりました。1972年から73年にかけて書かれていますが、この時点でショスタコーヴィチのもう一つの作品の柱であった交響曲は第15番まで全ての作曲を終えています。

まさに晩年の作となりますが、第1楽章冒頭はまるで小春日和の日に散歩するような明朗さもあります。ところが、徐々に寂しさと陰が曲想を覆い始めます。

第2楽章は悲痛な面持ちとなりますが、中間部の甘美さはまるで遠い過去を漠然と眺めるようです。

そして最終楽章は不協和音を交えつつ、明朗さ、攻撃的なものを織り成していきますが、安らぎを求めるように孤独に静かに曲を終えます。

これを書いた後、ショスタコーヴィチの余命は3年。翌年には最後の弦楽四重奏曲となる第15番を記しています。


Fitzwilliam String Quartet - Shostakovich 14th Quartet
私の聞いた録音とは半分のメンバー変更があるようですが、同じフィッツウィリアム弦楽四重奏団による演奏が動画サイトにありました。その第1楽章です。


20:40  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2011.03/27 (Sun)

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第13番 

ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第13番を聞いて以来ブログをお休みしていましたが、あまりに多くのことがありすぎて、ここには書ききれません。あの日から数日間はネットにアクセスできない状況でしたし…。

この数週間は、ショスタコーヴィチのカルテット、ヴァイオリン協奏曲、「前奏曲とフーガ」、ワーグナーの「パルジファル」などを就寝前に聞いていました。

そして、やっと今夜はベートーヴェンのカルテットを静聴することができました。第13番、ハンガリー弦楽四重奏団による演奏です。

この枯淡な演奏に耳を澄ますと、虚心になれます。「音の世界」がただ超然とあり、そこに身を浸す安堵感!ベートーヴェンに「精神性」を探求する方々には申し訳ないですけれども…。

なお、この演奏の最終楽章は「大フーガ」となっています。後に差し替えられた「新フィナーレ」は、その「大フーガ」の後に収録されています。

前回この曲を聞いた際の演奏とは逆ですね。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第13番
ベートーヴェン 「大フーガ」 作品133

ほぼ一年ほど前のエントリーとなりますが、当時は「大フーガ」が携帯の着メロだったのですね。今は、第3楽章です(≧∇≦)
このエントリーのタイトルをクリックするか、下の【Read More・・・】をクリックすると聞くことができます。


22:50  |  弦楽四重奏曲  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
2011.03/02 (Wed)

ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲 第13番 

今夜はショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第13番を聞きました。フィッツウィリアム弦楽四重奏団による演奏です。

第11番で7楽章まで拡大した楽章数は第12番で2に減りましたが、第13番は1になってしまいます(≧∇≦)

単一楽章形式とはいっても、緩-急-緩の3つの部分に分けることができるでしょう。この急の部分は、楽器を叩いたり、ジャズみたいなノリです。

じゃあジャズ(軽音楽)みたいに親しみに満ちているかというと…



ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の中で一番、難解な作品のようにも思えます(゚∀゚)

何か調性も定まらないような感じですし…

ところが、疲れて家に帰ってきて、風呂に入って、夕食とって、それでも何か疲れが取れない…

そんな時に聞くと、妙にすうっと心に染み入ってくるのです(≧∇≦)

「まぁ、いろいろあるよね」みたいな感じで(笑)。


Shostakovich : String Quartet N° 13 (part. 1/3)
ボロディン・カルテットによる演奏です。悩んでいるのか、寝ているのか、天を見上げているショスタコーヴィチ、この曲にぴったりの画像ですね(^-^)/


22:45  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2011.01/30 (Sun)

ブラームス 弦楽四重奏曲 第3番 

今夜はブラームスの弦楽四重奏曲第3番を聞きました。イタリア四重奏団による演奏です。

気難しさと煮え切らない楽想に満ち溢れた第1番、さんざん悩んで仕舞いには金切り声で怒ってしまう第2番、ブラームスの弦楽四重奏曲は一筋縄ではいきません(≧∇≦)

ところが、第3番にいたって、ご機嫌モード全開になるのです。第1楽章なんて、重たいハイドン、ちょっぴり“くどい”モーツァルトという感じですから(笑)。

第2楽章は和やかで悠久な明暗の交錯。これってブラームスの緩除楽章に顕著かもしれません。

続くは第3楽章…



この煮え切らない断片的な楽想、コントラストの強い楽想が織り成されていく構築物…

やっぱり、ブラームスのカルテットはブラームスのカルテットと思ってしまいます(汗)。

最終楽章はまた穏やかさが戻ってきますけれども。


ちなみに、ブラームスのカルテットは3曲とも全て交響曲第1番が完成する前に書かれているのですが、何か吹っ切れないものがあったのかもしれません。

この後、ブラームスは室内楽曲に名作を多く遺していくことになりますが、なぜかカルテットに戻ってくることはありませんでした。


Brahms String Quartet No. 3 in B flat Major (I)
快活な第1楽章です。



ジャケットは異なりますが、私が聞いた演奏と同じと思います。
19:45  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2011.01/23 (Sun)

ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲 第12番 

今夜はショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第12番を聞きました。フィッツウィリアム弦楽四重奏団による演奏です。

前作の第11番は7楽章構成、演奏時間16分程度の作品でした。ところが、2年後に書かれた第12番は2楽章構成と縮小されたものの、演奏時間は28分程度という大作になっています。

第2番にならぶ規模となっていますが、特異なことは、第1楽章が前奏的であり(とはいっても、7分半くらいありますが)、第2楽章が20分を超えるどっしりとしたものとなっていることです。

断片的な要素が次第に巨大な建築物となっていくような趣は、とてもシンフォニックに聞こえます。

Shostakovich : String Quartet N° 12 (mvt II., part. 2) (Borodin Quartet)
その第2楽章後半です。


21:45  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2011.01/16 (Sun)

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第9番 「ラズモフスキー第3番」 

今夜はベートーヴェンの弦楽四重奏曲第9番を聞きました。クリーヴランド・カルテットによる演奏です。

ラズモフスキー伯爵から依頼を受けて作曲されたラズモフスキー曲集3つの最後を飾る作品ですが、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲にあって最もポピュラーな作品かもしれません。

第7番(ラズモフスキー第1番)の開放的な伸びやかさ、第8番(ラズモフスキー第2番)の凝集力、一見すると相反する要素を別の次元で高めたようにも聞こえます。

最終楽章のアレグロ・モルトは、ベートーヴェン中期らしいイケイケ・モード前回ですね(≧∇≦)

Beethoven Opus 59 No 3 Allegro Molto
ボレアリス弦楽四重奏団による演奏です。最終楽章は第3楽章からアッタッカで演奏されるのですが、この映像は最終楽章のみ単独で演奏しているようですね。(その第3楽章の冒頭は、最終楽章演奏後のテロップのBGMとなっています。)

22:15  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.12/12 (Sun)

ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲 第11番 

今夜はショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第11番を聞きました。フィッツウィリアム弦楽四重奏団による演奏です。

ショスタコーヴィチのカルテットは最初の第1番と最後の第15番を除いて旧ソ連のベートーヴェン四重奏団が初演を行っています。

作曲家にとっての盟友的な存在であったのでしょう。第3番と第5番はこの団体に献呈され、第11番から第14番はメンバーそれぞれに捧げられています。

この第11番は亡くなったワシリー・シリンスキーの追悼として書かれました。楽章の数は7と多いものの、演奏時間としては、ショスタコーヴィチのカルテットの中では最も短い曲かもしれません。なお、7つの楽章は休みなく演奏されます。

各楽章にはタイトルが付いています。タイトルそのものは意味深(?!)なものはなく、「イントロダクション」、「ユーモレスク」など単純明快です。でも、一筋縄ではいかないところがショスタコーヴィチならではでしょうか(≧∇≦)

第4楽章、「エチュード」はタイトルそのままという感じでしょうか。
Dmitri Shostakovich - String Quartet #11 Op.122 - 4 (Shostakovich Quartet)

全体としては、前作の第10番がメロディアスとすれば、この第11番は断片を才気で線にしたような趣があります。


Shostakovich Quartet #11, part 1
Shostakovich Quartet #11, part 2







ブログペットのサービスが12月15日で終了するそうです。パスピエともお別れになるのですね…(゜-Å)
20:25  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.12/05 (Sun)

ブラームス 弦楽四重奏曲 第2番 

今夜はブラームスの弦楽四重奏曲第2番を聞きました。前回に引き続き、ヴェラー・カルテットによる演奏です。

ブラームスは第1弦楽四重奏曲と同時に第2番も作曲しています。同じ作品番号(Op.51)をもっているので、明らかに姉妹作と言えるでしょう。

第1番が心の底にひそかな情熱を持ちながら、口下手で優柔不断な外面をもっている兄(姉)とすれば、第2番はずっと変化に富んだ弟(妹)となるでしょうか。

第2番の主調も短調でありながら、憂いを醸し出すだけでなく穏やかさもあり、行進曲風の長調に転じたりと、第1番よりずっと親しみやすい趣になっていると思います。

第3楽章までは…(≧∇≦)

終楽章になって、いきなり金切り声をあげながら怒りをぶちまけるようになってしまうのです(驚)。


Brahms: String Quartet in a minor, Op. 51 No. 2, Finale
その終楽章です。(女性だけの場合。特に意味は無いです(≧∇≦)

Jerusalem Quartet Johannes Brahms String Quartet Op 51 n 2 IV Finale
その終楽章です。(男性だけの場合。特に意味は無いです(≧∇≦)


00:00  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.12/01 (Wed)

ブラームス 弦楽四重奏曲 第1番 

今夜はブラームスの弦楽四重奏曲第1番を聞きました。ヴェラー・カルテットによる演奏です。

ブラームスは交響曲を書くにあたってベートーヴェンを意識するあまり、第1番を書くまでに長い歳月を費やしたそうです。

きっと弦楽四重奏曲も同じだったのではないでしょうか?

ベートーヴェン晩年の第14弦楽四重奏曲を聞いたシューベルトが、「この後にいったい何が書けるというのだ?」と言ったという逸話がありますが、それはブラームスにとっても同じ壁であったことでしょう。

ブラームスが弦楽四重奏曲第1番に用いた調性はハ短調、その第1交響曲にも用いることになるベートーヴェン「運命」の調性です。

ところが…

冒頭はモゴモゴとした感じで始まるんですよね…(笑)。

この鬱陶しさに慣れるには時間がかかりました(≧∇≦)

このブラームスの口調に慣れると、あとはいかにもブラームスらしい「浪漫派による古典様式」にどっぷり浸ることができます。





Brahms, String Quartet No.1 in C, Op.51 No.1: IV. Allegro
クヮルテット・キャピタルによる第4楽章です。
21:40  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.10/27 (Wed)

パガニーニ 「24のカプリース」より 弦楽四重奏版 

今夜はパガニーニの「24のカプリース」の弦楽四重奏版から数曲を聞きました。編曲はウィリアム・ジン、演奏はチェコのヴィハーン・カルテットです。

ヴァイオリン独奏の作品を、弦楽器のみのカルテットに編曲しても違和感が無いのは当たり前なのかもしれませんが(?)、この編曲では、より奇想的な趣が強くなっています。

ヴィハーン・カルテットというと暖かみがあり豊かなサウンドという印象があるのですが、ここでは暖かみを保ちつつ表現の鋭さも兼ね備えています。

カプリースの編曲版というと、ピアノによるものが有名ですが、カルテットも素敵ですね(^-^)/





動画サイトに、この曲のカルテット版は無かったので、ヴィハーン・カルテットによるベートーヴェンのカヴァティーナを聞いてみました。
Wihan Quartet play Beethoven 'Cavatina'
21:00  |  弦楽四重奏曲  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
2010.10/13 (Wed)

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第8番 「ラズモフスキー第2番」 

今夜はベートーヴェンの弦楽四重奏曲第8番を聞きました。クリーヴランド・カルテットによる演奏です。

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第7番から第9番は作品番号が59で統一され、「ラズモフスキー・カルテット」と呼ばれています。第8番は「ラズモフスキー第2番」とも言いますね。

ロシアのラズモフスキー伯爵に作曲依頼を受けたために、このようなニックネームが付くことになりましたが、それを意識してか、ロシア民謡なども採りいれられているようです。

前作の第7番はカルテットとしてはすそを広げた雄大なものでしたが、この第8番は凝集力が特徴となるでしょうか。

Beethoven Quartet in E minor, Op 59, No 2, mvmt 3
第3楽章の中間部(2:18~)では、軽やかな旋律も聞かれますが、これはロシア民謡に基づくものと思います。

Musorgsky Boris Godunov Coronation Scene
ムソルグスキーのオペラ「ボリス・ゴドゥノフ」でも同じ旋律(1:48~)を聞くことができますね(^-^)







いまさらですが、今日はブログ開設1周年ということに気づきました(≧∇≦)

いつもご訪問くださる皆さま、有り難うございます(^-^)/
23:00  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.09/30 (Thu)

ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲 第10番 

今夜はショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第10番を聞きました。フィッツウィリアム弦楽四重奏団による演奏です。

前作の第9番の作品番号は117、今回の第10番は118ですので、まさに姉妹作品と考えられるでしょうか。

第9番はとても攻撃的(?)でしたが、第10番はもっと抒情的な作風となっています。それでも、第2楽章は怒りを叩きつけるような趣ですけれども(≧∇≦)

それにしても、第8番以降のショスタコーヴィチのカルテットは素晴らしい曲ばかりで感激です(^-^)


Shostakovich : String Quartet N° 10 --- mvt II. (Borodin Quartet)
その第2楽章、ボロディン・カルテットによる演奏です。


21:35  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2010.09/15 (Wed)

シューベルト 弦楽四重奏曲 第13番 「ロザムンデ」 

今夜はシューベルトの弦楽四重奏曲第13番を聞きました。ブランディス・カルテットによる演奏です。

この曲は「ロザムンデ」という愛称がありますが、それは第2楽章の主題がシューベルトの同名の劇付随音楽からとられているからだそうです。

さて、カルテットというとシンフォニーと同じようにある程度「形式」という型にはまったもの、そしてシンフォニー以上に標題性がなく絶対音楽というイメージがあります。(←勝手な思い込み?!)

ただ、そのような先入観があるとこの曲はつかみどころのない長大な作品と思えてしまうことでしょう。シューベルトのカルテットは(「死と乙女」という例外はあるにせよ)、足の向くままに散策をするようなリラックスした趣ですから。

それでも、あまり歌謡性に寄りかかった甘い演奏ですとかえって散策が疲れてしまうので、ブランディス・カルテットのように、あるていど辛口の演奏の方が引き締まって聞こえますね(^-^)





Schubert - String Quartet "Rosamunde" D804 - Mov. 2/4
第2楽章です。タカーチ・カルテットもほどよく辛口の部類になるでしょうか。
22:30  |  弦楽四重奏曲  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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