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2013.05/04 (Sat)

東京二期会オペラ劇場 「マクベス」 5月1日 

5月1日水曜日、東京二期会オペラ劇場によるヴェルディの「マクベス」を鑑賞してきました。

ペーター・コンヴィチュニーの演出によるオペラ実演は、初めての体験でしたが、その鬼才ぶりを堪能しました。魔女たちが様々な場面で登場するなど、決してト書きに忠実な演出ではありませんが、一つの「劇」として、首尾一貫性が保たれていました。

最後はオーケストラの演奏ではなく、録音を使用するといった奇抜な演出が必ずしも好意的に受け止められなかったこともあるのか、カーテンコールでは、ブーイングも聞こえました。

コンヴィチュニーによる演出の場合は、原曲を鑑賞するというより、原曲をベースとした、コンヴィチュニーを観るものなのかもしれませんね。




コンヴィチュニー演出によるDVDでは、「ドン・カルロス」(左)と「ローエングリン」(右)がとても印象的でした。

「ローエングリン」は紙飛行機が舞う学校の舞台が強烈な印象をもたらしましたが、今回の「マクベス」でも、マクベス夫人への手紙は、魔女から紙飛行機で届けられました。
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19:40  |  演奏会  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2011.07/18 (Mon)

新日本フィルハーモニー交響楽団 トリフォニー・シリーズ #480 

今日は新日本フィルハーモニー交響楽団による演奏会に行ってきました。演目はワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」です。

コンサート・オペラという形式で、オーケストラがピットに入る舞台形式でもなく、演技なしの演奏会形式でもない、その中間といった公演でした。

舞台にオーケストラは乗っているのですが、その前方、中間、後方にひな壇が置かれ、そこで歌手が演技を交えて歌います。

歌手は出番に合わせて出入りがありますが、原則として小道具は使っていません。唯一の小道具は、前方に置かれてあったベンチに水(?)の入った器があるだけです。題名役はひとしきり歌い終わると、その水を飲んでいたのですが、それも演技の一環になっていることが巧かったですね(^-^)

今回の歌手陣の中では、ブランゲーネの藤村実穂子さん、クルヴェナールの石野繁生さんがとても感銘的でした。カーテンコールでは最も喝采を浴びていました。

ところで、全曲が終わった後は大喝采でしたが、第2幕の終わりでは「ブラヴォー」に混じって「ブー」も聞こえたような気がします。カットがあったからでしょうか??


「トリスタンとイゾルデ」PV

動画サイトにこの演奏会の告知がアップされていますが、この一部は、本番のスクリーンと同じです。(舞台後方に大きなスクリーンが設置され、そこにCGのイメージ映像と日本語字幕が投影されていました。)

新日フィルの来年のプログラムには、歌劇/楽劇が含まれていないようですが、またワーグナーを演奏してくれないのでしょうか。アルミンクの指揮するワーグナー、端正でとても好感が持てたのですけれども。(ヴェルディとかもいいかも。「運命の力」とか…。)
22:50  |  演奏会  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2011.05/01 (Sun)

平成23年4月29日 東京オペラシティ コンサートホール 

一昨日の4月29日、初台の東京オペラシティに行き、東日本大震災復興支援演奏会を聞いてきました。

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
コンサートマスター: 松野弘明
ヴァイオリン独奏: 小林美樹
指揮: 飯守泰次郎

前半がショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番、後半にワーグナーと、私にとってご馳走が並べ立てられたようなプログラミングでした(≧∇≦)

ヴァイオリン独奏の小林美樹さんは、まだ二十歳とのことですが、若々しい新鮮さと情熱だけでなく、丁寧かつ真摯に作品と向かいあった名演を聞かせてくれました。

小林さんは指揮台にハンカチを置いていましたが、高い集中力を保ったカデンツァの後では、やはりオイストラフよろしく汗を拭いていました。(当初カデンツァ直後の最終楽章にはヴァイオリン独奏があったらしいのですが、オイストラフが「せめて汗を拭く間だけは欲しい」とショスタコーヴィチに頼んで今日のようなスコアとなったそうです。)

Shostakovich Violin Concerto 1 op 99 5/5
↑ オイストラフ、本当に汗を拭いています(^-^)

華麗な最終楽章を経て、会場も大喝采でした。


後半はワーグナーの管弦楽曲。当初のチラシでは

「ローエングリン」よりファンファーレ
ジークフリート牧歌
「神々の黄昏」より夜明けとジークフリートのラインへの旅
「ローエングリン」より第1幕への前奏曲
「ローエングリン」より結婚行進曲
「ローエングリン」より第3幕への前奏曲
「ワルキューレ」よりワルキューレの騎行

といくぶん脈絡がつかみにくかったのですが、本番では、

ワルキューレの騎行
ジークフリート牧歌
夜明けとジークフリートのラインへの旅
「ローエングリン」第1幕への前奏曲、エルザの大聖堂への行列、結婚行進曲、第3幕への前奏曲

とコンセプトがはっきりとしたものとなっていました。

前半は「ラインの黄金」は無いものの、かつ「ジークフリート」が牧歌となっているものの、「ニーベルングの指環」をストーリー順に抜粋したものとなるでしょう。

後半は結婚行進曲が第3幕前奏曲の前とはいえ、「ローエングリン」の抜粋となっていますね。

飯守氏によるワーグナーはこれまで何度か聞く機会がありましたが(と言うより、氏がワーグナーを演奏するコンサートにはなるべく行くようにしています(笑)、私好みの職人気質ワーグナーを聞くことができて満足しました。

ところで、チラシには「ローエングリン」からファンファーレとありましたが、プログラムからは消えていました。「第3幕第3場冒頭を演奏するのかな」と楽しみにしていたのですが、サプライズが用意されていました(≧∇≦)

休息時間が終わる頃になって、ロビーで開演を告げるファンファーレがトランペット4本によって奏でられたのです。

バイロイト祝祭劇場みたいですね。

実際に演奏されたのはこの旋律ではなく、

Lohengrin: Act I Excerpts & Finale

この騎士を呼び出す旋律であったと思います。


それにしても、4月上旬の「ローエングリン」が中止となったことは残念でしたが、それを充分に穴埋めしてくれる素敵な演奏会でした。
23:25  |  演奏会  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2009.12/31 (Thu)

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 中・後期9曲演奏会 

行ってきました。ベートーヴェン弦楽四重奏曲の演奏会 o(^∇^o)(o^∇^)o

午後2時に開演して、終演は9時半近くでした。以下、プログラムです。

☆ ルートヴィヒ弦楽四重奏団
第7番 ヘ長調 作品59-1
第8番 ホ短調 作品59-2
休憩 15分
第9番 ハ長調 作品59-3
休憩 15分
☆ クァルテット・エクセルシオ
第12番 変ホ長調 作品127
休憩 15分
第13番 変ロ長調 作品130
「大フーガ」 変ロ長調 作品133
休憩 25分
☆ 古典四重奏団
第14番 嬰ハ短調 作品131
休憩 15分
第15番 イ短調 作品132
休憩 10分
第16番 ヘ長調 作品135

ルートヴィヒ弦楽四重奏団は読売日響、大阪フィルといった首席奏者らによって結成された特設カルテットです。とても豊かな響きは中期のラズモフスキーにぴったりであったと思います。また、若手クァルテット・エクセルシオの爽快さも魅力的でした。

古典四重奏団による第14番は神がかり、第15番の第3楽章は「病が癒えた者の神への聖なる感謝の歌」というよりは、「病は癒えたけれども、天に召されてもかまいません」とでもいうような浄化の世界でした。第16番は真面目な優等生が冗談を言うような感じでしょうか?!(≧∇≦)

一年の終わりに、このような企画があることは素晴らしいことですね。「また来年も頑張ろう!」という気が起きてきます(๑◠‿◠๑)


さて、これが本年最後のエントリーです。あと数分で新年ですものね(笑)。

"a one-minute coffee break" にお付き合いくださった皆さま、本年はまことに有り難うございました。皆さまにとりまして、来る年がより良い年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
23:45  |  演奏会  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑
2009.11/22 (Sun)

ショスタコーヴィチ 交響曲第12番 「1917年」 

091122.jpg


今日は知人からチケットをいただき、ル スコアール管弦楽団の第27回演奏会に行ってきました。前半はニールセンの「ヘリオス序曲」とシベリウスの交響曲第4番。後半はショスタコーヴィチの交響曲第12番でした。

ショスタコーヴィチの交響曲第12番は、1917年の二月革命、十月革命を描いたものとされています。この後、内戦を経て1922年にソビエト連邦が誕生しました。

その「ソビエト体制を賛美するような曲を書かされた」、あるいは「体制に迎合した駄作」といった評が第12番にはつきまとっていますね。

このようなことがあるからでしょう、今回の演奏会プログラムでは、「本日はこの曲を単純に表題付きの交響曲としてお聴きすることをお奨めします」と記されていました。

あの… 私これまで表題的なことをあまり考えずに純音楽的に聞いていました(≧∇≦)

この曲は1961年の作ですから、ショスタコーヴィチは55歳。その前年には、代表作の一つである弦楽四重奏曲第8番をわずか3日間で完成させるなど、ショスタコーヴィチの筆致は充実をきわめ始めた時期と思います。

今日の演奏を聞いても、表題的なことを感じ取るよりも、ショスタコーヴィチの"音楽"として鑑賞するとより身近なことに感じられたような気がします。

「それだけ、今日でも残忍な事件が巷にあふれているということなのかな…」と帰りの電車の中で思ったのですが…

これって、自分で勝手に表題的に捉えているということですね?!(≧∇≦)


ル スコアール管弦楽団 第27回演奏会
ニールセン 「ヘリオス序曲」 作品17
シベリウス 交響曲第4番 作品63 (*)
ショスタコーヴィチ 交響曲第12番「1917年」 作品112

(*) 最終楽章ではチューブラーベルは全く用いず、グロッケンのみでした。

なお、アンコールはありませんでしたが、ショスタコーヴィチ第12交響曲の後にはいらないですよね。とても好感がもてました。
21:00  |  演奏会  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑
2009.11/03 (Tue)

ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲 第13番、第14番、第15番 

091103.jpg


昨晩8時13分には首都圏で今冬最初の木枯らしが吹いたそうですが、めっきり寒くなりましたね。季節性のインフルエンザだけでなく、新型も猛威をふるっていますのでご自愛くださいますように。

さて、陽射しで少しは暖かくなった今日の午後、晴海アイランドトリトンスクエアに行ってきました。第一生命ホールでの演奏会、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲を聞いてきました。ショスタコーヴィチは弦楽四重奏曲を15曲遺していますが、今日のプログラムはその最後の3曲、第13番、第14番、第15番が演奏されました。

病魔に脅かされ入退院を繰り返しつつも、実験的な要素がふんだんに盛り込まれた単一楽章の第13番、まるで桃源郷を愉快に闊歩するような趣で開始され、いつの間にか孤独な思索で終わる第14番、そして「作曲者自身のレクイエム」と比喩されることもある涅槃と苦痛が交錯する第15番…

私はまだまだショスタコーヴィチ晩年の音楽を理解しているというにはおこがましいですが、その独特の美感を多彩さよりも集中力でホールを満たした古典四重奏団の演奏は素晴らしいものでした。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲はことさら晩年になって各楽器のソロイスティックな要素を多用していると思いますが、古典四重奏団の演奏はまったく意識散漫になることはありませんでした。


Fitzwilliam String Quartet - Shostakovich 14th Quartet
これはフィッツウィリアム弦楽四重奏団による第14番第1楽章。

Shostakovich: 14th Quartet
作曲者自身とも親交があったフィッツウィリアム弦楽四重奏団のメンバー(たぶん、ヴィオラのアラン・ジョージ)による解説です。
23:00  |  演奏会  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
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